第四話|ライフオーガナイザーとの出会い ~片づけに正解はあるのか?~

ライフオーガナイザーになるまでのリアル奮闘記

こんにちは、大阪でライフオーガナイザーをしております原田裕子(はらだひろこ)です。
前回の記事では、「整理収納アドバイザー」としての活動に限界を感じた私が、価値観の違いによる片づけの難しさに直面したことをお話ししました。今回は、私が新たに「ライフオーガナイザー」という考え方と出会い、片づけに対する視点が大きく変わった話をお届けします。

整理収納アドバイザーとして活動する中で、私は「使用頻度で片づける」という方法が万能ではないことに気づきました。モノを手放せない理由は人それぞれ違い、その価値観を無視した片づけでは、本当の意味で暮らしを整えることはできません。

そんな中で出会ったのが ライフオーガナイザー という資格でした。この資格は、ただ収納のテクニックを学ぶのではなく、個々の価値観に寄り添いながら片づけを進める という考え方が軸になっています。

「これこそ私が探していた片づけの形かもしれない!」
そう感じた私は、ライフオーガナイザーの手法を詳しく学び始めました。

ライフオーガナイザーの考え方の中でも特に興味を持ったのが 「利き脳片づけ」 でした。これは、脳の使い方の傾向によって、適した片づけ方法が異なるという理論です。

そこで私は、さっそく本を購入して、自分の利き脳タイプを診断してみました。結果は 「左左タイプ」 で、
機能性重視
ルーティンワークが得意
仕切られていない大きな空間が苦手
モノを捨てすぎる傾向がある

この診断結果を見て、「あれ?これ、私の片づけのクセそのものじゃない?」と驚きました。

「機能性重視」だからこそ、私はモノの使用頻度を基準に片づけることに違和感がなかったのだと納得。逆に、家族の価値観が異なるため、片づけがうまくいかなかったのだと気づきました。

面白くなって、家族にも利き脳診断を試してもらいました。結果、私と同じ 「左左タイプ」 は誰もいませんでした。

「同じ家に住んでいるのに、こんなに片づけの感覚が違うんだ!」
この気づきが、私の片づけに対する考え方を大きく変えてくれました。

それまでの私は 「自分基準の片づけ」 を家族にも押し付けていたのかもしれない…。
この経験を通じて、私は 家族一人ひとりの片づけのスタイルに寄り添うこと の大切さを学びました。

ライフオーガナイザーの考え方に魅了された私は、「もっと深く学びたい!」という思いから、1級資格取得を決意しました。次回は、資格取得を目指す過程での学びと、夫の意外な反応についてお話しします!

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